かぎしっぽ通信

尾根恋イルの日記

母の誕生日と実家の猫

昨日は母の誕生日だった。


贈り物は勝手に母の日と一緒くたに送った。
夕方、そうだメールでもしてみよう。と思い
「お誕生日おめでとう」メールをしたら夜電話が。


ありがとう。どういたしまして。の後にすぐ猫の話に。

(↑この猫。これは妹から送られてきた写真)
「聞いて、あのね、くろ(猫)がお父さんの布団の足元で寝てるんだけど、すごいのよ。
長ーっく伸びて、もう、布団の横幅くらいあるのよ。
お腹天井に向けてんの。それ見たら笑っちゃって。
でもお父さん寝ちゃってるし、マリコ(妹)はまだ帰ってないし、
そうだちょうどお姉ちゃんにメールもらったから電話しようと思って。」
と。
とにかく猫の寝相がすごかったので誰かに話したかったらしい。
「もう暖かいっていうか暑い位だから、伸びてんのかもね。」と私。
「ああ、そうねえ。」


よっぽど猫の寝相が面白かったらしく、繰り返し気味に語る母。
妹だったら「写真撮って送ってよ」となるが、最近携帯メールを打ち始めた母には
難易度が高いだろう。いやていうか寝室だから暗くて写真は無理か。
などと思いつつ、相槌を打っていた。


「最近更に我侭放題で、困っちゃうわ、態度でかくて。」
妹からもそういうメールが来るよ。と言ったら
「ねー、ほんとみんなくろの言いなりなのよ。」
(「下僕」という言葉が浮かんだが、それは流石に言わないでおいた。)
楽しそうで良かった。


GWにちょっと帰った時も、やっぱりうちは猫が家族を繋いでくれてるな
なんて思ってしまった。
本猫は、そんなことは我関せず、と言ったところであろうが。


「また帰ってくるの楽しみにしてるよ。じゃあね。ありがとね。」
「はーい。またね」と言って電話を切った。
また早く実家の猫に会いたくなってしまった。