かぎしっぽ通信

尾根恋イルの日記

Sound Garden@日比谷野音

「Sound Garden」というイベントを観に日比谷公園の野外音楽堂に行った。
晴れて良かった。気持ち良かった。


前にこの野音に行ったのは、1999年の6月13日だった。
その時は、くるりサニーデイ・サービスソウル・フラワー・ユニオンという
これまた好きな出演者ばかりのライブで最高に楽しかった。
そんなことも思い出しながら、電車に揺られて向かった。


今回友達がチケット取ってくれたのだが
なんと前から5列目の席でステージがすごく近くてびっくりした。

出演者の顔がちゃんと見えて更に楽しかった。
たまにトイレに行くついでに、後ろからステージ全体を眺めるのも気持ち良かった。
ステージ後ろや周りにビルがにょっきり見えるっていう風景も面白いな日比谷野音は。



最初は二階堂和美with Double Famous
初めて見た二階堂さん。
なんともハッピーなオーラに溢れた人、という印象だった。
見ててにこにこしてしまう。
Double Famousの皆さんも流石な演奏だった。
エレピ(?)の音使ってる曲が良かったなあ。


トクマルシューゴさんは去年の朝霧JAMで見た以来。
続けて野外。また気持ち良い浮遊感だった。
「ラジオスターの悲劇」のカバー似合うな
これは(他のもだけど)朝霧でもやってたので
その時の記憶が蘇ってまたわくわくした。
「ラムヒー」はやっぱりキラーチューンな感じだなあ。


トリはサニーデイ・サービス
【セットリスト】
1.東京
2.恋におちたら
3.スロウライダー
4.旅の手帖
5.カーニバルの灯
6.ふたつのハート
7.時計を止めて夜を待てば
8.24時のブルース
9.若者たち
10.白い恋人


(セッションタイム)3組全員で
恋は桃色


(アンコール)
ここで逢いましょう
コーヒーと恋愛


こんなにいっぱい演ってくれるとは。
そしてどれも自分にとって思い出深い曲だったので
噛み締めるように聴いた。
結構意外なセットリストだったな。
2曲目の「恋におちたら」は、イントロのベースがデッデーン♪て
鳴った時点で周りからも歓声が起きてた。
自分も興奮した。
帰り道に友達とも話したけど、すごく上手くなってる訳でもなく
下手な訳でもなく、やっぱり変わってないって感じがすごいなあ。
曽我部氏は、やはり貫禄が増した感じはあったけど
田中さん丸山さんの変わらなさと、3人でいる感じの変わらなさが
なんというか勝手に嬉しかった。
やっぱりバンドなんだなあ。
そういえば、鍵盤とかサポートの人いるかと思ったらいなくて
3人だった。それも潔い感じで良かったな。


サニーデイのメロディも曽我部氏の歌声も詩も色々が
自分にあまりに染み込みすぎているので
どうも高校生の頃みたいな気持ちに引き戻されてしまい
あの頃のライブ見て、聴いて、楽しい!とか、
純粋にCDリリースが楽しみで、音源やライブをどきどきわくわくして
楽しんでた気持ちを思い出した。
結構うるっときてしまった。トシのせいか。
いや酔っ払っていたせいか。


ファンだからそう思うのは勿論あるけど
再結成の意味がちゃんとある、と思った。
うまいことは言えないけど…。


良い休日になった。
感謝。